ステップ2「笑わせること」
もし驚かすことで相手の心を開かせることに成功したら、今度はその開いた口に「笑い」を注ぎ込むのである。
これは利く。無防備になった心に笑いを注ぎ込まれるほどの快感は、他にない。
それは爆笑を誘う。「爆笑」とは、開いた心に笑いを注ぎ込まれることのことなのだ。開いてない心の人間に爆笑はあり得ない。だから「驚き」と「笑い」はセットになって初めて絶大な効果を発揮するのである。
アメリカンジョークなどは、たいていこうした組合せでできている。まずインパクトのある言葉で相手を驚かす。そうして心が開いたところを見計らって、そっと「笑い」を注ぎ込むのだ。
だから利くのである。だから例えくだらないダジャレでも大笑いしてしまうのだ。そうしてプレゼンにおいても、これほど利く技はないのである。
まず驚かせ、次にそこに笑いを注ぎ込む。そうして爆笑を誘う。すると以降は、もう何を言ってもドッカンドッカンである。彼らは揺りかごの上のジェットコースターだ。何を言ってるか分からないかも知れないが、要はとても気持ちが良いということである。そうしてクライアントは、成約のハンコを押すのだ。但し爆笑しながらなので、二、三度押し間違えるという難は免れないかも知れないが。